お店へ持っていくのが面倒なら送ればいいじゃない。 前から気になっていた『宅配クリーニング』を利用してみた
突然ですが皆さん、服のクリーニングってどうされていますか?
サラリーマンの方は特にワイシャツなどをクリーニングに出す機会も多いかと思いますが、クリーニングってお店に出しに行くのも面倒だし取りに行くのも忘れるし…で何かとおっくうになりますよね。
特に衣替えの時期になると一気にダウンやコートをクリーニングに出さないといけないですが、かさばる衣類は持っていくだけでも一苦労。
行こう行こうと言いつつ、そのうち出すこと自体忘れてしまい夏を終える…なんてことも過去に我が家ではありました。
そんな中、宅配クリーニングの存在を知り「えっ!自宅からクリーニング出せるの!?最高じゃん!」と感激したヨメは、宅配クリーニングサービスのlenet(リネット)にオットのスーツを早速出してみることにしました。
なぜ『lenet(リネット)』にしたのか?決め手と注文までの流れ
宅配クリーニングサービスとは、利用者が店舗へ持ち込むのではなくお店側がクリーニング品の集荷や配送を行うサービスのこと。
非常に魅力的なサービスということが伺えますが、我が家は宅配クリーニングサービスについて初めて耳にしたということもあり、クリーニング店ってホワイト急便くらいしか知らないし業者の探し方も良く分かりませんでした。
とりあえずPCで検索してみたところ、一番最初に検索結果に表示されたリネットという業者にお願いしてみることにしました。

lenet(以下リネット)は株式会社ホワイトプラスが運営しているネット宅配クリーニングサービス。
リネットの他にハウスクリーニングサービス比較・予約サイト『生活手帖』も運営しており、クリーニングなど日常のリアルなサービスとWEBうまくマッチングさせた事業に取り組んでいる点が面白いと思いました。

リネットのホームページにも書いてあったのですが、店舗型のクリーニングって特にダウンやコートなんかは持っていくのも重いし、決められた仕上がり日に取りにいかないといけないし、行きたい時に限って定休日や営業時間が終わっていたりとなかなか希望のタイミングで行くことが難しいですよね。
我が家は割引セール中など”今日こそ行くぞ!”と決めた日に限って持っていくのを忘れるおっちょこちょい夫婦なので、クリーニングのシステムもう少し進化しないかな~などと密かに考えておりました。

さて、リネットの気になるクリーニング料金ですが、ワイシャツ1枚が290円~と店舗型のクリーニングよりは若干お高め。
その代わり、毛皮や着物など一般的なクリーニング店では取り扱いが難しくお断りされるケースも多いアイテムもお願いすることができるようで、お手入れ方法に悩んでいる衣類や、近所のクリーニング店に出すのはちょっと心配だなぁという高価な衣類などをお持ちの方は嬉しいですね。

衣類の汚れ具合によって金額は変わってくるのであくまで参考程度にはなりますが、あらかじめ概算がわかる料金シミュレーターなるものもあり、大体の金額はクリーニング前に把握しておくことができます。

リネットの宅配クリーニングサービス、申し込みにあたり必要な前準備
ということでクリーニング店へ出向く労力をお金で買ったヨメは、早速リネットのホームページから新規会員登録をしてみました。
登録の流れは
1,お客様情報の登録(個人情報)
2,発送日、受取日の選択
3,支払い方法の選択
と3ステップでサクサク進むカンタンなものでした。

登録の途中でプレミアム会員と通常会員2つを選択することができますが、今回はオットのスーツなので通常会員でお願いしました。
通常会員は受取日が最短で7日後となっているので、発送日から7日後以降の都合の良い日時を選択していきます。
時間帯は【8時~12時/14時~16時/16時~18時/18時~20時/19時~21時】の中から選ぶことができます。
時間帯まで選択できるのはすごいですね。

その他はオプション加工として
・1着ずつ最適な洗い方と手作業の仕上げ、不織布梱包で防虫剤付き、さらにオリジナルハンガーで届けてくれるDXコース
・防臭/防菌加工で夏の気になる匂いを抑え爽やかに過ごせる夏の汗対策コース
と大切な服を長持ちさせる上級コースが用意されていました。
繰り返しになりますが、今回はオットのスーツなのでオプションなしの通常仕上げでお願いしました。


最期に支払い方法を選択し、申し込みは完了。
WEBでネットショッピングするような感覚で難しい操作はなく、基本的な項目を入力するだけであっという間に手続きが終了しました。
個口数の選択はありましたが、具体的にどんな服を何点入れたのか等の情報を入力する必要もありませんでした。

この後の流れは
クリーニングしたい服を段ボールか袋に入れて梱包
↓
申し込み手続きの際に指定した『預ける日』に配送担当の人が取りに来る
↓
工場で服をチェック、クリーニング料金の確定
↓
クリーニング
↓
自宅まで配送
ということで完全に自宅で完結するサービスでした。
我が家は申し込み翌日に取りに来るよう設定したので、申し込みして次の日にはもう配送担当の人が取りに来てくれるということですね。

衣類を入れる箱(もしくは袋)の用意は必要ですが、その他ストレスに感じるようなことは一切ありませんでした。
手続きを済ませ、衣類を梱包していきます。



翌日ヤマト運輸の方が午前中に配達に来たついでに集荷していきました。
すでに着払い伝票は持っていて、お客様控えだけ渡され終了。
ヤマトの人も「リネットさんですね~」と認知している様子で、利用している人は結構いるんでしょうか?
集荷後~受取りまで
集荷翌日にクリーニング工場に荷物が届いたとメールが届きました。

衣類がクリーニング工場に到着したというメールが届いてから5日後、今後は検品と料金確定の連絡メールが届きました。
きちんと検品担当の名前が記されており、衣類ごとの料金明細が記載されていました。
店舗型でいう、預ける際に窓口の人が衣類の中身をチェックしたり汚れなどを確認していくあの作業ですね。

メールを見て気付いたのですが、なんとポケットにネクタイピンが入っていたのとこと…!
2人で梱包したのにお恥ずかしい限りですが、レビューという意味ではとても良い情報を知ることができたので良しとします。
もう衣類を郵送してしまっているので、料金明細を見て”この金額は納得できないからやめたい”等のキャンセルはできませんので注意が必要です。(そんな人いないと思いますが…)
事前に金額を知りたい人は上記でご紹介した概算の料金シミュレーターを活用してください。

さらに2日後、リネットから自宅へ発送手続きが完了したというメールが届き、申し込み時に自分で指定した日時に無事クリーニングを終えた衣類が戻ってきました。


ホワイト地の段ボールに入っており非常に清潔感を感じる気持ちのいい心配りだなと感じました。
開封するとハンガーについての記載が目に飛び込みます。店舗型同様ハンガーもリサイクルしているのですね。

一番上に衣類を入れる不織布バッグが同封されていました。
今回は初回だったので衣類を紳士服のコナカのショップ袋に入れましたが、次回はこれに入れれば良いみたいです。
サイズも頑張れば大人のダウン4着は入りそうな大きさです。
ハンガーを入れてもたいていの衣類はゆとりがあります。
払い込み伝票を入れるポケットも付いているので、宅配の人が持ってくる伝票をここに入れておけばいいのでとても楽です。




大きさの都合上、どうしても折りたたんで梱包する必要があるのは承知していたので気にしていなかったのですが、少しでも折りシワが付かないよう折り目の 部分に写真のように丸めた紙が差し込んでありました。
今回は通常仕上げの衣類だったのにこのような工夫がされている点は感心しました。
スーツだけでなくワイシャツも同様でした。

リネットに宅配クリーニングをお願いしてみた感想
今回初めて宅配クリーニングというサービスを利用しました。
もう少しややこしいシステムなのかなと想定していましたが、驚くほど簡単にできたのでお値段以上に満足です。
手元に届いてから気になったので改めてWEBを確認したところ、リネットでは7つのお約束という理念を掲げており、その中でも
1,衣類が到着してから気になる箇所がある場合、1週間以内であれば無料で再仕上げ
2,検品の際にシミを見つけた場合無料でシミ抜き
3,品質追求としてリネット独自の洗剤を使用
の3点がサービスへの自信と誇りを感じました。

いくつも工場を廻って理念に共感してくれる提携工場を探したというエピソード掲載されており、クリーニング工場との仲介会社かな?なんて思っていましたが、このサービスに非常に力を入れているように感じました。
リネットの宅配クリーニングサービスに感銘を受けたヨメは、自分のブランドスプリングコートをクリーニングしてもらうためプレミアム会員になると決意したようなので、そちらも近々レポートしたいと思います。
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