宅配クリーニングってホントに割高?カナダグースのダウンを中根クリーニングに出したら、想像以上の仕上がりで驚いた話

カナダグースやモンクレールといった高級ブランドのダウンの人気が近年ますます高まっていますね。
我が家ではヨメが数年前からカナダグースのダウンを愛用しているのですが、シーズンが終わりクリーニングに出してみると高級ブランドということで追加料金がかかったり、断られたりすることが何度もありました。
クリーニング店さんもブランド品の扱いには慎重なようで、万が一の補償についてはご了承いただく旨を承諾しないといけず、なんだかクリーニングに出すこと自体に不安を感じる始末。
以前宅配クリーニングを試したこともあり、店舗型ではなくネット完結型のクリーニングサービスなら高級ダウンもいけるのでは?と探してみると、職人さんの品質と技術に自信をもっていらっしゃる中根クリーニングさんを見つけました。
お手軽なネット型ということもさることながら、高級ブランド品のクリーニングを強みにされている点がマッチしたので、ヨメのカナダグースのダウンをクリーニングしてもらうことにしました。
独自のサービスが魅力の中根クリーニングLaboとは?
クリーニングというのはワイシャツやスーツなどアイテムによって値段が決まっており、汚れ具合や用途に応じてお客側が糊付けや撥水といった有料オプションを付けていくことが通常ですが、中根クリーニングLabo(以下、中根クリーニングと記載します)さんでは担当者が手元に届いた衣類それぞれを検品し、状態/風合い/時期に応じてクリーニング・メンテナンス・オプションを決定していくという独自のサービスが特徴です。

この『中根クリーニングさん側で決定していく』とはどういうことかというと、
・シミ抜き
・撥水加工
・ボタン付け
・花粉、防虫、静電気、防カビ、抗菌加工
(一部抜粋)
…といった全てのオプションサービス加工を無料で行ってくれるというものなのです。

例えばワイシャツのシミ抜きはオプションでお願いしたけど、ワイシャツのボタンが外れていたのを気付かずに出してしまい、外れたままクリーニングから戻ってきた…なんていうことが無くなるし、今まで有料なら付けなくていいかな~とお願いしていなかったオプションを中根クリーニングさんで頼めば無料で付けてくれるということなんです!

そんな手厚いサービスが嬉しい中根クリーニングさん。
ワイシャツや背広、小物など店舗型クリーニング店でも取り扱っているアイテムはもちろんのこと、革や毛皮、着物、鞄、靴、寝具やカーテンといった幅広いアイテムのクリーニングも可能となっています。
特にブランド品の取り扱いに力を入れている印象で、モンクレール(Moncler)/カナダグース(CANADA GOOSE)/デュベティカ(DUVETICA)/ザ・ノースフェイス/ヘルノ(HERNO)といった高級ブランドのダウンジャケットも安心してお任せできるみたいです。
そもそも、ブランド品のダウンは店舗型クリーニング店では断られるケースが多く、どうやってお手入れしたらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
モン○レールのダウンは近所のクリーニング店で断られた。やってくれる店もあるけど、気軽には出せないという点では注意が必要。
— きよP (@omayuki_) November 22, 2018

さて、ここで気になるクリーニング代ですが、ダウンジャケットで17,050円と手ごろなダウンが1着買えるくらいのお値段…!
「え…めっちゃ高い……!」というのが正直な感想ですが、一度決めたらやる女。
中根クリーニングさんのコンセプト通り、カナダグースのダウンをまるっとお任せしてみることにしたのです。
カナダグースのダウンジャケットを出してみる
我が家の衣類の中で最も高い買い物だったといっても過言ではない、カナダグースのダウンジャケット。
数年前に7,5000円くらいで購入したと記憶しています。
今まで2回ほど店舗型クリーニング店でお手入れしてもらっています。

特に汚れや傷など気になる点はないのですが、実は知らないうちにフードの紐部分が破損していました。
パーツが紛失しているので恐らくこちらの修理は難しいとは思いますが、もしかしたらこれ以外にも気付いていないだけで何か汚れや傷があるかもしれません。

申し込みはWEBサイトTOPページ左部にある『クリーニングのお申込』というボタンをクリックすると申し込むことができます。
先述の通り、先方の手元に届き検品したのち代金が確定するシステムなので、初回利用者は集荷キット費用550円(税込)のみが徴収される仕組みです。
ただ、こちらの代金はクリーニングを依頼すると返金されます。

数日後、集荷キットが自宅に届きました。


中には集荷キットとご利用ガイド、申し込み用紙と着払い伝票が同封されていました。

集荷キッドは不織布製で、クリーニング店のようなバッグタイプではなく立体的なボックス型のものでした。
寝具やカーテンなど大型の製品も入るような工夫がされているようです。

何が同封されているのかを記載する申し込み用紙には結束バンドがくっついていて、開封防止のため発送する際ふたつのファスナーをまとめるように留めて送るようです。


発送後、すぐに見積もり完了のお知らせがメールで届いたので見てみると、
・ダウンジャンバー:17,050円
・毛皮ファー:5,280円
・代引き手数料:440円
合計:22,770円(税込み)
とのことでした。
うっかり毛皮の存在を忘れていたので、さらに5,280円が追加でかかるという計算になっていました。
この時点で”7万のダウンジャケットに22,770円のクリーニングをお願いする必要はあるんだろうか…“という思いでいっぱいでしたが、もう後戻りはできません。
ここまで高いのはきっと理由があるはず…!と信じて承諾のお返事をさせていただきました。
※今回諸事情により代引き支払いを選択したため、代引き手数料が加算されています。
カナダグースのダウンが戻ってきて知った衝撃の事実
見積もり承諾の連絡をし、クリーニング作業を開始するというお知らせが届いてから1週間ほどで自宅にカナダグースのダウンジャケットが戻ってきました。

段ボール箱を開けると次回以降使える不織布の宅配ボックスと納品書、クリーニングを担当した方からの手書きのメッセージが同封されていました。

クリーニングって目立った汚れがある場合を除いて、正直どこをどうやってお手入れしてくれたんだろう?と思うこともあったのですが、中根クリーニングさんはどういうお手入れをしたのか細かくお知らせしてくれました。
特に全てのオプションが無料ということもあってどんなオプション加工をしてくださったのかというと、 ・袖部分の染み抜き(自覚なし) ・静止乾燥によるふんわり仕上げ ということでした。さらに、ここで読み進めていくと衝撃の事実。
なんとこちらの都合で紛失していたフードのパーツをメーカーから取り寄せ、付けてくださっていたというのです…!

先述で自覚はありましたが”クリーニング”ではないので、特に何かしてくれるということはこれっぽっちも思っていなかったので本当に驚きました。

個人で修理しようとするとカナダグースの直営店(だいたい自宅から遠方)などに行き、ダウンを預け後日受け取りに行ったり郵送してもらうなどの手間がかかるので、腰も重いし『まあ見える部分ではないからいっか…』となっていたのですが、メーカーから取り寄せてくださるという業者さんだからこその対応をしてくださいました。

ハンガーにかかった状態なので、到着したらすぐ吊るしておくこともできます。
少しクリーニング特有の匂いもありますが、干しておけば気になることもなくなるでしょう。
全体のふんわり感、フードの仕上がり具合はひどく傷んだ状態ではなかったのでそこまでの差は感じませんでしたが、ダウン本体の厚みはそう言われるとふわっと膨らんでいるように感じます。


中根クリーニングさんにお願いしてみた感想
まず、以下に当てはまる方には中根クリーニングさんを強くおすすめします。
・奮発して買ったブランド衣類がある
・お気に入りの服を長く着たい
・他店でクリーニングを断られたアイテムがある
・丸投げしても高品質なサービスを提供してもらいたい
・値段より品質重視
・自分で労力はかけたくない
今回(我が家では)ハイブランドなカナダグースのダウンジャケットをそれなりの金額でも丁寧に、きちんとクリーニングしてくれる業者さんを探すという趣旨で中根クリーニングさんに依頼してみましたが、結果非常に満足度の高いサービスを受けることができたと実感しています。
無料のオプションが付いているということで、何個くらい付けてくれるのか?というのは担当される方の所見によるところもありますが、専門の職人さんが見立てた上での判断であれば、たくさん付ければいいってことでもないのかなとも思いました。
今回のように紛失しているパーツをメーカーから取り寄せて無料で付けてくださったというのは独自の手厚いサービスだと思いますので、高品質でハイクオリティなクリーニングサービスをお探しの方はぜひ中根クリーニングさんにお願いしてみてはいかがでしょうか?
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